鼻毛 [慣用句・いいならわし・ことわざなど]
「鼻の下を伸ばす」とか「鼻の下が長い」とか言うと、女に夢中になっている下心一杯の男性を揶揄していうことばです。
周りにいますか?いますね、そんな人。でもそういう人は、自分の気持ちに正直な人なのかもしれません。
さて鼻には鼻毛がつき物です。
どんな美男だって美女だって持っています、この鼻毛。
今日はこの鼻毛にまつわる話題です。
『鼻毛をのばす』(はなげをのばす)
はいこれは鼻の下を伸ばした男性に関して言われることです。鼻の下を伸ばした男がいかにもだらしなく鼻毛までのばして、ひたすら女にうつつを抜かしていることを言います。
『鼻毛をよむ』(はなげをよむ)
さてこのような鼻の下のみならず鼻毛までのばして、女に迷っている男、女から見ると隙だらけですね。
このような男の気持ちを見抜き翻弄し男をとりこにしまるめこむ…
このようなことから
「相手の胸のうちを見抜いて先に対策をたてること」です。
鳩に三枝の礼あり [慣用句・いいならわし・ことわざなど]
『鳩に三枝の礼あり』(はとにさんしのれいあり)
このごろ世間では鳩が注目をあびている。
子鳩はおやはとよりも三枝下にとまる…のだそうだ。
このように鳩でさえ礼儀をわきまえている。ましてや人間は礼儀を重んじて然るべきであるというわけだ。
どれが親でどれが子か、私には見てもわからないが…
鳩好きの人にはわかるらしい。
なおこれに続けて「烏に反哺の孝あり」という。
烏は親に餌をふくませるいたわりの様子をみせる…のだそうだ。
私には烏もどれが親か子か…やっぱり区別がつかない。こまった。
今度と化け物には行き会ったことがない
『今度と化け物には行き会ったことがない』(こんどとばけものにはいきあったことがない)
化け物の話は子どもの頃から散々聞かされているのに実際には行き会ったことがないですね。いや、私は化け物に行き会った。そういう方もおられるでしょうか。私はいきあったことはありません。
同じように「こんど」などと言うのは必ずあるわけではなく何の信憑性もありません。
「こんど~をしてあげます」
そんなやくそくも多々あったことをおもいだしました。
今度と化け物は…
名残
夏も終わってしまいました。
いつのまにかもう風は秋にかわってしまいました。この時期になるとなぜか物寂しさを感じます。
夏の名残はないかと、歩いてみました。花は子孫を残す実をつけるための手段。
夏から秋にかけてたくさんの草花が花をさかせていました。来春にはまた芽を出して命をつなげていきます。
大きなひまわりです。だんだんとコウベを垂れてこんなに道路に近くおじぎをしていました。きっとたくさん実を持っていることでしょう。
これは何の花でしょう?きれいでした。
昼顔です。夏の名残、せいいっぱい咲いています。